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フラダンサーのバックステージ日記

IN HER SHOES-痛みはクレッシェンドで-

2006年4日20日 (木)

「IN HER SHOES-痛みはクレッシェンドで-」



電車を見送ったあと、駅員が線路に落ちた姉のミュールを
拾ってくれました。


そして別の電車に乗った私。
混んでいるにも関わらず私はドカッと座りました。
6人(7人)がけのシートに広々とスペースを確保して5人しか
座っていなかったのです。
おそらく始発から乗っていると思われる腹立たしいこの5人。
どういう神経しているのかしら?

半ば逆ギレ状態で私が近づくと、よっぽど私の無言の圧力が
強かったのか、数人が狸寝入りから覚め、席を詰めたり荷物を
どけたりしました。

最初から空気読んで座ってよ、気がきかないんだから!
と思いましたが、気がきく5人だったらとっくに席を別の人に
取られてしまう訳ですから、結果的にはラッキーでした。



座って目を閉じたものの、右ひざ下の傷口が脈と同じ
ペースでズキズキします。

心臓がひざにできたみたいです。

乗り物に乗るとすぐに眠ってします私も今朝だけはムリでした。



そして、痛みや、恥ずかしさやは徐々に私を襲います。

(どうして私がこんな目に・・・)

ネガティブマインドに埋め尽くされそうになったとき、
ハタと気がつきました。

良いことも悪いことも、それが起きる「理由」があるのだと。



つづく




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